タイプミスが減る! Windows 10でキーボードの特定キーを無効化する方法
自分には不要と思っているのに、しょっちゅう間違って打ってしまう。そんなキーが、あなたのWindowsのキーボードにもあるはずです。
あるいは、キーボードのなかに埋もれて事実上機能していないキーもあるでしょう。
そうしたキーの問題を解決する簡単な方法があります。その特定のキーを完全に無効にしてしまえばいいのです。
(ご心配なく。二度と戻せないわけではありません。そのキーがまた必要になったら、いつでも有効に戻せます。)
この記事では、特定のキーを手間なく簡単に無効にする方法を紹介します。では、早速解説していきます。
1. アプリ『KeyTweak』を使う
『KeyTweak』は 、Windowsキーボードの特定のキーを無効にできる無料ツールです。
必要な操作は、任意のキーを選んで無効化するだけ。次の手順に従って試してみてください。
『KeyTweak』をダウンロードして起動させます。
無効にしたいキーを選びます。
「Keyboard Controls(キーボードのコントロール)」のセクションで、「Disable Key(キーの無効化)」を選択します。
「Apply(適用)」をクリックします。
その後、変更を適用するためにPCを再起動する必要があります。
再起動したあとは、選択したキーが無効になっているはずですよ。
ダウンロード:KeyTweak(Windows)
無効にしたキーを有効に戻す
無効にしたものの、あとでそのキーをまた有効にしたくなった場合は、KeyTweakを開いて「Restore All Defaults(すべて既定値に戻す)」をクリックするだけでOKです。
その後再起動すれば、そのキーがまた使えるようになります。
2. AutoHotkeyを使う
AutoHotkeyは、Windows 10で繰り返し作業を自動化するために使われる無料のスクリプト言語です。これを使えば、Windows上でキーボードの特定のキーを無効にすることもできます。
まず、AutoHotkeyの公式サイトで、サポートされているキーのリストを調べましょう。
無効にしたいキーがサポートされていたら、AutoHotkeyをダウンロードして次の手順に従って操作してください。
任意のテキストエディタ―を開き、目的のキーの名前のあとに「::return」と入力します(そう、コロンは2つです)。キーの名前は、上のリンクから調べられます。ここでは、説明を簡単にするために「Caps Lock」キーを無効にします。
このスクリプトを、すぐに見つけられる安全な場所に(.ahk拡張子を使って)保存します。
この作成したばかりのスクリプトをダブルクリックします。
これでAutoHotKeyスクリプトが起動し、指定したキーが無効になるはずです。
いつかまたこのキーを使う必要が生じたら、AutoHotkeyスクリプトを停止するだけで通常の設定に戻ります。
スクリプトを停止するには、タスクバーのHアイコンを右クリックし、「Suspend Hotkeys(Hotkeysの停止)」を選択します。
ダウンロード:AutoHotkey(無料)
プロのやり方でWindows 10キーボードのキーを無効にする
今回は、特定のキーを無効にする方法を紹介しました。この短いガイドで紹介するには、これが精一杯です。
でも、もちろんこれがすべてではありません。キーボードに使えるすごい方法はほかにもたくさんありますよ!
2021-07-01 19:55:36