MacBookのキーボードバックライトを調整する5つの方法
ほとんどのMacBookにはバックライト付きのキーボードが搭載されています。暗くてもキーが見えるように、キーボードの下が白く光るようになっているのです。
このバックライトは、MacBooKが環境光が暗いことを検知すると自動的にオンになり、明るさのレベルも自動的に調整されるように設定されています。
キーボードが明るすぎたり、暗すぎると感じる時は、輝度を手動で調節することもできます。また、バックライトを完全にオフにすることも可能です。
今回は、MacBookのキーボードの明るさを調整する5つの方法をご紹介します。
キーボードバックライトの自動調整を止める方法
MacBookのキーボードの輝度を手動で調整するには、まずキーボードの自動輝度調整を無効にする必要があります。
キーボードの[Option]+[ F5]または、[Option]+[ F6]を押すと、キーボードの環境設定ページを素早く開くことができます。
あるいは、画面左上のAppleロゴをクリックして、[システム環境設定]>[キーボード]と進み、[キーボード]タブを選択します。
このキーボード環境設定ページで、[環境光が暗い場合にキーボードの輝度を調整]をオフにしましょう。
ファンクションキーで明るさを調整する方法
MacBookでキーボードの明るさを調整する最も早いやり方は、キーボードのファンクションキーを使うことです。
[F5]キー(小さな日の出のアイコン)を押すとキーボードの輝度が下がり、[F6]キー(大きな日の出のアイコン)を押すと輝度が上がります(タッチバーの場合はタッチバー上に表示される)。
F5キーやF6キーを押すと、キーボードのバックライトの明るさを示すインディケーターが表示され、輝度レベルを見ながら調節することができます。
なお、キーボードの設定を変更して、F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用している場合は、[fn]+[F5]を押すとキーボードの輝度が下がり、[fn]+[F6]を押すと輝度が上がります。
コントロールセンターで明るさを調整する方法
macOS Big Sur(バージョン11)以降なら、コントロールセンターを使ってMacのキーボードの明るさを素早く調整することができます。
OSのバージョンを確認するには、画面左上のAppleロゴをクリックし、[このMacについて]を選択します。バージョン11以降であれば問題ありません。
画面右上の時計の隣にあるコントロールセンターのアイコンをクリックし、[キーボードの輝度]を選択します。スライダーをクリックして右にドラッグするとキーボードの輝度が上がり、左にドラッグすると輝度が下がります。
キーボードの輝度ボタンをメニューバーに追加すれば、クリックの手間を省くことができます。
Appleロゴをクリックし、[システム環境設定]>[Dockとメニューバー]を選択します。左側のペインで[キーボードの輝度]を選択し、右側のペインで[メニューバーに表示]を選択します。
これで画面上部のメニューバーに[キーボードの輝度」アイコン(日の出のような形)が表示されるようになります。
キーボードバックライトを自動的にオフにする方法
キーボードを使用しない状態が続いたときに、キーボードのバックライトをオフにするよう設定することもできます。
[システム環境設定]>[キーボード]を選択するか、キーボードの[Option]+[F5]または、[Option]+[F6]を押して、キーボード設定のページを開いてください。
ここで、[使用しない状態が<一定時間>経過したらキーボードのバックライトをオフにする]にチェックを入れます。
<一定時間>のドロップダウンメニューのデフォルトは5秒になっていますが、これは5秒間何もしないとキーボードのバックライトがオフになることを意味します。
ドロップダウンメニューをクリックして<一定時間>を変更することもできます。
キーボードバックライトを無効にする方法
ほとんどの人はこの操作をする必要はありませんが、MacBookを外付けキーボードで使用している人の中には、キーボードのバックライトが不要だという人もいるかもしれません。
キーボードの輝度の自動調整を無効にしたら、キーボードの[F5]キーを押して、キーボードのバックライトをオフにします。
または、[コントロールセンター]>[キーボードの輝度]と進み、スライダーを左端まで動かしてください。
一度キーボードバックライトを無効にすると、手動で元に戻さない限り、再び有効になることはありません。
2021-08-23 19:54:07